こんにちは。坂内愛です。
先日、久々に17名の役者の皆様とご一緒して、
2日間みっちり芝居のワークショップなるものを受けてきました。
講師は今年の頭にショートムービーの撮影をしていただいた
篠原哲雄監督です。
沢山感じたことがあったので、書き留めておこうと思います。(長いですw)
最近(ここ10年くらい)の私の俳優活動といえば、
私の事を昔から知ってくれている演出家やプロデューサーと
仕事をすることが多かったので、
私の長所を生かした役を貰って、芝居をしていました。
しかし、今思うとそれは『芝居をしていた気』がしていただけ
かもしれないなと思ったのです。
20代の後半に芝居というものに、
苦しんで苦しんで、少し嫌になり、
得意な喋りという仕事に逃げたことがあります。
今考えると、芝居をすることが自分の救いになっていなくて、辛かったんですね。
逆に、喋りの仕事は私の救いであり、心地よい居場所でした。
仕事のオファーは沢山沢山あり、大きなステージも任され
本当にやりがいがありました。
でもなんでしょうね。
どこかでずっと、私はMCやナレーターではなく、
『役者なんだ』
という気持ちを棄てきれなくて、年に1本舞台をしたり、
CMやVPの仕事を細々とさせていただきながら、
なんとか、自分は役者だという証を残し続けてきました。
もちろん自分の得意で楽なところで芝居をしていたので
とても楽しかったのは事実です。
しかし、超えていない壁は
容赦なく私に課題を思い出させるんですよね。
『あぁそうか、楽しかっただけじゃなかった。
これだ、これを昇華しなければ私は次に行けないんだ』
と今回のワークショップでなったわけです。
何も苦しい事をわざわざする必要ないじゃないと思われるかもしれません。
でもね、
『芝居を通して自分を知る』
つまりもっと深く自分を見つめるということが必要なんだ
と改めて思ったんです。
この先の人生を豊かで楽しいものにするために、
『自分の強みと弱み』
をもっと明確にしなければならないって思えたんですね。
実は先日から『表現者坂内愛』の確立の為に
新たな学びをスタートさせました。
『全てが繋がっている』
段々と私の人生の目的や使命が明らかになっていくのか。
糸口がぼんやりと見え始めた気がします。
坂内愛というひとりの人間が今後どんなステージを登るのか、
是非楽しみに見守っていただきたいなと心から願います。
今回のワークショップで私の中に出てきたキーワード
忘れないうちに書き留めておく。
深い思考
自分探し。
恵まれている。
来るもの拒まず。
そこに生きる。
貰う。
与える。
うらはら。
こんな課題が生まれたとっても濃い2日間に感謝しかありません。
関わってくれたみなさまにありがとう!
あい